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EPSとは?



  EPS工法とは、大型の発泡スチロール(Expanded Poly-Styrol)を用いた工法である。
本工法は、数ある軽量盛土材の中でも、最も軽量な材料で、主に鉄道、空港、公園、又
は土地造成などの土木工事に多用されている。工法の特徴としては、その超軽量性、耐
圧縮性、自立性、耐水性および施工性が認められている。


1)超軽量性
    EPSの単位体積重量は、土砂の約1/100である。
    軟弱地盤や地すべり地などの地盤強度の小さいところに荷重軽減対策として利用できる。

2)耐圧縮性
    EPSの圧縮強度は、弾性領域における許容圧縮強度で3〜14tf/m2を示し盛土材として利
   用できる。

3)自立性
    EPSを積み重ね、その上に載荷重が作用した場合、側方への変形が極めて小さい。
    自重による土圧が発生しないため、壁面材は簡易な防護壁程度にできる。

4)耐水性
    吸水による材料特性の変化は発生しない。

5)施工性
    人力での運搬や設置が可能である。
    大型重機の進入できない狭い場所での施工も可能である。
    現地の地形に合わせて加工が可能である。



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